男旅2020『今度は車で日本一周』 5月〜10月
2018年7月からキャンプファイヤーのクラウドファンディングで171万5千円を全国の皆さんから応援頂き、『男旅40歳の誕生月から40日間で日本一周!』をスタート。毎日多くの方と出逢い、お茶をしたり、酒を酌み交わしたり、時間に余裕が有る日は20キロ以上を歩きました。SNSの会話ではなく、Youtubeでの映像ではなく、5感をフルに使ってその土地を感じることは、僕の人生を大きく変えてくれました。稚内の物悲しそうな空の色と風、沖縄の湿度と人の温かさ、夏の鳥取砂丘は美しさとは裏腹に足の裏は火傷するほど熱かった。阿蘇に育まれた土地は力強かったし、東北には復興から次なる問題点と直面する演技者達との出逢いがあった。滋賀の琵琶湖テラスから見た景色は、言葉には変え難い高揚感があり、京都は外国人が溢れて10数年前とはかなり変わり、出雲の海は元気をくれ、広島の原爆ドーム前では、改めて悔しさを覚えた。愛媛では、道後温泉で癒され、高知のひろめ市場のカツオは、東京で食べるそれとは全く違ったし、香川のうどんはやはり美味かった。まだまだ、思い出は尽きないが、何より気になったのは各地の駅などに貼られていた、移住者募集のチラシであり、人通りがほとんどない商店街や繁華街であった。富山、新潟の繁華街では何かの撮影をしていて人止めをしているかのように静かで、かつての繁華街は影を潜めて言いました。日本が現在抱えている問題は多い。しかし問題を抱えられのも国民がいるからであり、地方自治ということでいれば、街に人がいるからです。その根幹で子供の出生率の減少。さらに進み続ける高齢者の増加。これからはどうやったら国を街を維持できるのかを本当に考えなくてはいけない時代に、この日本は入っています。気付かないふりをしていては、もうダメなんです。その上で、僕一人の力では難しいですが、僕が動くことによって多くの人がこの問題について考えてもらえるようになれば、日本も変わるんじゃないかと本気で思っているのです。AIが時代を牽引すると言われている時代ですが、人と人が直接繋がることほど、力強く世の中を推し進めることは無いと信じています。ぜひ、興味を持ち応援して頂けると嬉しいです!