飲食店の選び方

 飲みニケーションはとても大事なことだと思う。近年飲食店に出向いてお酒を飲む習慣がどんどん無くなっている。生涯一つの会社で勤め上げることが少なくなり、敢えて気の合わない上司や部下と飲む必要がなくなったのも一つの要因だと思う。またSNSの普及により直接コミュニケーションを取らなくても、情報のやりとりが簡単に出来るようになったことで、正直、直接顔を合わせて話すのが、めんどくさいと思っている人も増えているような気がする。しかし、たまにはお店に行って…という時に一つ欠落しているのが、お店の選び方。また、お店への敬意である。これはお店との距離感とでもいうべきところかもしれない。

まず、『お客様は神様では無い。』
この事は、まず大前提として心に留めておいて欲しい。

 その上で、書かせてもらうと、粋じゃない奴が多い。有難いかな10年以上飲食やらせてもらうと、その辺は分かってくる。銀座での数年間も大きい。食は民度を表すとはよく言ったもので、後から知って顔から火が出るような経験を若いうちに多くすることに越したことはない。それが自分の将来を救うこともあるかもしれない。

 まず、飲み屋を喫茶店のように使う事は、タブーである。いっぱいのグラスでダラダラと粘り数時間もいるようならば、それまでの生き方が反映されてしまっていると言っていい。とは言え、くだを巻くほどの飲み方をするというのもやはり良く無い。呑み方の綺麗な人ほど、得てして仕事も上手くいったりしているものだ。飲食店に立ち入るということは、それなりの緊張感を持った方がいいのだ。「飲めま飲むほど(ネクタイを)締めろ」とまでもは言わないが、それぐらいの心構えがあった方が、実は気持ちよく飲めるものだ。だからこそ、店の選び方というのは、とても大事なことなのだ。

 ただ、ゆっくり本読みたいとか、ダラダラと友達と話したいだけなら喫茶店やファミリーレストランに行けばいい。これもお店選びだ。しかし、あまりにも混み合っている場合は、それなりに考えて行動することをお勧めする。

 バーのカウンターで一人で飲む場合は、2杯ぐらいが心地良い。3杯目に入るなら1杯ぐらいバーテンダーにご馳走しながら愚痴を零したっていい。何も言わずに一杯目がスッっと出てくるようであれば、もう常連になったと言っても良い。お店があなたを選んだということでもある。

 居酒屋に行くなら、飲んで食べること、そして触れ合うことに重きを置いた方がいい。カウンターで店主と話しながら肴を摘むのも良いし、店の常連と交わるのも良い。酒(飲めない人はもちろんソフトドリンクでも良い)と肴と人が楽しさを相乗効果してくれる。何時間も一杯だけで仲間内と話しながら、ツマミも頼まずにおかわりも頼まずダラダラと話すような人は居酒屋に行くべきでは無いのだ。これは作法であると僕は思う。

 (今後、加筆、訂正などもあり)

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